KK・factory
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『ファンタシースターオンライン2』PlayStation(R)Vita版が発表!!
まあそんなわけで、予想通りツイッター上でネガティブなツイートがたくさんみられたわけです。気持ちはわかる。
PSUはPS2版の描画能力や、HDDが無かったのに足を引っ張られたお陰で更新が出来ない状態になってたわけで、PC版に不満点があってもPS2版の新しいディスクを販売or配る事によってしかアップデート出来なかったという嫌な思い出があるから。とはいえ、PSUがそうだったからといって今回もそうなのか。ちょっと深呼吸してから問題点を整理して考えて行こう。
今回のVITA。
ネガティブな発言で一番懸念されている所というのは「VITAの性能に足を引っ張られてPC版の内容が台無しにされないか。」という所でしょう。
PSUのPS2版とPC版での一番の問題というのは、前述の通り「HDDもしくはそれに順ずるアップデート用の記憶装置の未搭載の為、PC版のみなら行われてたはずのパッチによるアップデートが出来ない」「PC版とPS2版を同じにしておく必要があったため、PS2版に表示できないものはPC版にも実装できない」が原因だと思います。
まずアップデートの件。VITAの場合、通信機能が標準で搭載されていて、GB単位のメモリースティックが存在するのでPC版と同じアップデートを行うと考えて良いと思います。「Vita版はプレイデータをサーバーに保存し、オンライン専用のゲームとなります。」と明言されてますし。つまりこの点においてはVITAが更新できないのが原因で、問題点が解消されないという事は無いでしょう。
描画表示等の件に関しては、今回の開発順は「PC版」→「VITA版」でありPC版に表示できてるものをどうやってVITA版に落とし込むかというやり方です。PSU時代の性能が低い方に合わせるやり方では無い事は重要だと思います。後々「VITAでは描画できないものについては実装されないのではないか?」という懸念はありますが、PC版発売時点で実装されてる内容に対して落とし込んでいく以上、PC版発売時以上のものがPC版で実装されない限りは、VITA版にも実装できるのではないでしょうか?もし、PC版発売時以上に負荷が掛かるようなものがPC版に実装されたら、発売時点で動いてるPCで動かなくなっちゃうから考えにくいです。
後は、「携帯機に移植される事で集まってくるプレイヤー層」なんてのも懸念として見掛けたけども、そもそもVITA自体が高いもので、オンライン限定仕様のせいで多分ネットワーク使用料はPC版と同じ価格帯になるんじゃないかと予想してるので、あまり心配しなくてもいいのではないかしら。
個人的に心配なのはVITA版の開発に割り振られる人的リソースかなあ。発売日がずれているので大丈夫だとは思いますが、後々実装される内容がその分ズレるってのはありそう。全く同じプログラムで動くわけではないだろうし。
とまあ、そんなに悲観するもんでも無いんじゃないかなっていうのが個人的感想です。「そうじゃねーんだよ!オマエわかってねえな!」と思う方は、公式フォームに書き込んでくるといいです。
ただ、今回の「携帯機でPC版と同じオンラインゲームをプレイ」というのはすごく意欲的なチャレンジじゃないのかなと思うのですよね。過去にそれをやったゲームは私の知る限りは一つも無い。コンシューマー機でオンラインゲームを初めて出したSEGA・ソニックチームのフロンティア精神をすごく感じます。面白い。実に面白い。そして目論見としては「発売日にミリオン単位で売れるタイトルのモンハンプレイヤー層をPSO2にひっぱってくる」というのをやりたいのじゃないかと。いいじゃん。がんばれ。今度こそ天下取れるかもよ?(←ダメSEGAファンの典型の発言)
_ JUMBO [わかりやすい! VITAがどんなものなのか知らなかった私にはとてもわかりやすい! プレステ2でPSUやるのはキツ..]
_ パイフォワ@リョウ来夢 [私はVita版がでるなんて面白そうじゃない。と思いました。PSUでPS2のこと色々言われてましたが、私としてはPS2..]