_ ■近況とか

やー忙しい。というのも、出向に出てまして。出向先は会社より近いんですが作業量が結構なもので。しかも別会社だから息抜きも出来ないし。自分の仕事終わってから、なんか若手のフォローに回ったりしてるし。結構大変です。

まあでも、なんかよくわからないけど今週末金曜日はなんか出向先がお休みらしくて、ウチらも休みのようです。営業日減って首が絞まってるような気もするけど気にせず休もう。あとは野となれ山となれ。

_ ■例の条例とか思う所を。

嫁が私のついったーのTL覗いてそれ関連を見てもよもよしてたので、なぜもよもよするのか考えてみたわけですが、この問題っていろんな事を内包してるせいで、切り分けて考えないと、思考が混乱するんですよね。

実際、私も現状のえげつない性表現とか暴力表現は現状でいいとは思ってませんし、規制反対派の大部分もそう思ってるはずで、じゃあ何が問題かと言うと、規制の尺度が規制する人の判断によって変化するって所なんですよね。

「規制またはゾーニングは行うべきだけど、今回のような判断者によって変わる基準は困る」という主張をちゃんとしていかないと、「エロが読めなく（描けなく）なるから規制反対！」だけを大声で言ってると賛成してもらえる人にも賛成してもらえなくなるんじゃないかと思うわけです。

規制派の様子見てていろいろ思ったので、いくつか挙げてみると…

・条例改正案が通ったらどうなるか一見わかりにくいし、反対派がそれをわかりやすく説明してない。

危機感を煽るだけ文章が多くて、解りやすい説明をあまり見なかった印象があります。ツッコミ所満載の法案で、メイン部分が二次元に関する事だったので、そこが中心があるが為に、二次元・フィクションに関心の無い人にとっては、何でそんなに大変なのかわかりにくいんですよね。

危険性を説いてる人はもちろん危機感を抱いているのはわかるんですが、なんとなく「この危機感解ってるの私達だけ。みんな知らないから教えてあげないと！危機感抱いてる私カッコイイ！」的な上から目線な印象を受ける文章も少なくなかったです。（あくまでも私の印象ですけどね。）

・権利の侵害を受けた時だけ大声を出す人が悪印象

まあ、当たり前といったら当たり前なんですが、ロリ規制で困るから大声を挙げるとかだと「お前ロリなくなったら困るから大声あげてんのか」ってなりますよね。エロマンガ読み続けたいから大声挙げてるだけちゃうんかと。

反対派の人は普段から政治や社会問題についてちゃんと発言してるか、投票行動を行っているのか。ここらへんは普段の行動が重要になってきますよね。

・エロ・暴力表現自体が背徳的なものであるので、規制反対派が反社会的存在である印象を与える。

もし改正案が通って、解りやすいここらへんの規制の次に来るのは恣意的な取締りや規制とか利権がらみの規制団体（警察の天下り団体の規制組織とかね）の横行である事は自明の理なんですが、普通の人には、エロとか暴力表現を規制するっていったら、「いいんじゃないの？」ってなりますよね。まあ、そこが規制派のやり口なんですが…。普通の人に理解してもらえるような説明の仕方ってないものかなあ。

目的・手段は整理できてるか？

目的・（今回の条例改正案制定による）規制反対によるエロ・暴力表現を行う自由を守る事

手段・「表現の自由の規制に繋がる」「偏った表現規制は子供の教育にも悪影響をもたらす」と主張する事。

「エロ暴力表現をする自由を守る」為に、「表現の自由の規制に繋がる」という立派なお題目を掲げるのも人によっちゃ悪印象を与えそうな気もするのですよね。目的隠してお題目唱えてるように捉えられるというか。「エロ暴力表現を規制する事は、後々表現の自由の規制に繋がります。」とセットで主張すべきかなあ。

と、考えて書いても整理できないという…この問題はほんとに難しいなあ。。全然まとまってないですが、とりあえず思いついた事をつらつら書いてみました。また何か思いついたら追記するなりエントリーにしたいと思います。