KK・factory
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パチスロのモーション作ってます。本格的なモーションが必要なパッケージゲームはどんどんお話が無くなっていき、今ウチの会社に来てる話もソーシャルとかパチスロパチンコ系のものが多くなってってますね。ソーシャル系は今、国内のお話だとほとんどが2Dだったり簡易な表示物なものなのでがっつりモーションがいるお仕事ではないのですね。3Dのモーションが必要なゲームが無いならパチンコパチスロしかないじゃない、となっちゃうわけです。
ゲハ界隈では、ソーシャルやパチンコパチスロ系が疎まれているようですが、パッケージゲームが売れない以上、ゲーム会社はそちらに逃げるしかない状態になってます。霞食っては生きていけません。まあ、この流れは止まりそうもないので、我々ゲーム界隈の3Dモーションデザイナーが勢いを取り戻すには、ブラウザや携帯ゲームで動くゲームがばりばり3Dモーションが動くようなものになるまで待たざるを得ないでしょうねえ。あと2年ぐらいかかるかなあ。何年生き残れるのやら。
コンシューマーはまどかマギカポータブルをやってました。
アドベンチャーゲーム+3Dダンジョン(自動生成)なゲームでした。アドベンチャーゲーム部分は一つクリアする度に一つづつアンロックされ合計4つのシナリオが出現するようになっていました。それぞれで手に入るポイント(多くの場合魔法少女をひどい目に合わせると多くもらえる)でいろんなものをアンロックしていきちょっとずつゲームが有利になったり、グラフィックが閲覧できるようになっています。
シナリオは二本目までは原作アニメ準拠。演出で見せていた個人の思考とかをモノローグ化しちゃうという愚を犯していたりしますが(ここらへんはADVというものの限界でしょうが)3つ目からはアニメから逸脱している分楽しめました。でも理想は、この4つのシナリオが選択肢によって分岐する事なんですよね。フラグ管理が面倒だったのは判るのですが、アンロックの為のポイントを一回清算しちゃうと別の選択肢を選ぶ為にリロードしてもポイントが入らないので、結局最初からやり直さないといけない感じで、プレイアビリティは下がっちゃっててなんだかなあという感じ。でも4つ目のシナリオはぶっとんでて、原作ファンで二次創作系がいける人ならかなり楽しめると思います。
3Dダンジョン部分も単独で動いている分には違和感は無いのですが、複数の魔法少女が居る場合に1行動を消費して交代して一人づつしか行動出来ないというのはおかしい気はします。
字ばっかりだから絵をはさんどこう(笑)
アイテム類も「成長ポイント」みたいなメタすぎる名前のつけ方もしてあったりして、練りこみ不足は否めませんねー。必殺技?あたりはいろいろ拾ってきてて面白かったんですけどね。まどかが自分の体を膨らませて突進する攻撃があったりとか。オープニングのアレですね。
というわけで、やっぱり「原作ファン向け」って感じで、それこそ原作ファンとしては大喜びでやってたわけ(全シナリオあわせて6周した)ですが、もうちょい練りこめばより面白くなったのになあと思いました。ああ、あとBGMが原作準拠ならこの状態でも原作ファンとしては10点満点挙げてもいいですよ、と付け加えておきます。おしい。おしい。
とりあえず前半は、ムスメをATCでやってたプリキュアイベントに連れて行き、いつものボードゲーム会をやり、日本橋で献血する。という前半でした。いつもどおり。後半は多分実家に帰ります。ここしばらくやってたPSO2の感想は改めて書くか。と思いつつ。書く書くサギにならなきゃいいなと思いつつ力尽きます。また会いましょう。