_ ■生存報告

なんとか、笑って話せる感じになってきたので、一応ある程度の詳細を書いてみようかと思います。当初は、一ヶ月以上かかるかなと思ってたんですが、回復が思ってたより早かったので、早めにご報告出来ます。

手短にいいますと、嫁が早期胎盤剥離という事態に陥りまして、文字通り母子共に危険な状態でした。

1月30日深夜に急に嘔吐、お腹に持続的で強烈な痛みを感じ、なんとか病院に運び込み、子供の心拍数が50％になってたらしく、即、帝王切開。なんとか子供は無事だったものの、嫁の方の血が全然止まらず、輸血。なんとか持ち直したところで、万が一を考えて、高度な医療処置が出来る病院に救急車で搬送（この時点で午前11時ぐらい）CTスキャン撮ってお腹に血がどんどん流れてるというのを確認して、全身麻酔、もう一度開腹手術。集中治療室に運び込まれました。

処置後も全然血が止まらず、輸血続行、血小板投与しつづけ、それでも止まらないので、血管造影で患部に物理的な止血を行いなんとか血が止まり（これが夜11時）ここでやっと面会できたのですが、当然麻酔が取れておらず、半目を開いた状態で土気色の肌をした嫁の姿を見ることに。

次の日の3時の面会で、やっと目で意思疎通できる彼女の姿を見る事ができたのですが、（全身麻酔してた後なので呼吸管理の為に喉に管が通ってて、会話できなかった）それまでは本当に生きた心地がしなかったです。

それでも依然命の危険がある事に変わらないと先生からは告げられていて、心配な日々を過ごしていたのですが、一日経つごとに、全身に張り巡らされた管が一本一本取れ、今日やっと、左腕についている点滴の管のみになって、主治医の先生に「ほぼ総ての数値が、標準の数値になりつつある。リスクはどんどん減少している。」と言われたので、ほぼ命の危険という事態は無くなったと判断できたので、ここで報告させて頂きます。みなさんおめでとうコールありがとう、やっとありがとうと言えます（笑）

私の方はといいますと、1/30〜2/2まではずっと病院に泊り込み、嫁の面会時間の合間をぬって子供に面会しにいっては、子供の写真を撮り、嫁に見せに行き2/3からは、家＞子供の病院＞嫁の病院というトライアングルを繰り返し、この月火は、家＞会社＞子供の病院＞嫁の病院とやってたのですが、仕事の引継ぎもなんとか終了して、明日からはちょっと楽になります。なんか大変さをアピールしてるみたいだけど、本当辛かったんだよ。でも笑って話せる感じになって良かったです。

ああ、でも本当、子供は元気ですし、超カワイイです。子供の写真を見せる奴の気持ちがやっとわかった。あんなに写真の枚数撮るのもよく分かった。自分の子はめちゃくちゃかわいいんだ。どんだけ写真枚数あっても足らない。うむ。そして、ウチの子は1番カワイイ。これは誰にも譲らない。

まあ、それはともかく、最近、PSU仲間とかでも、カップルや結婚が増えてるので、この経験をかなり詳細に書いて、後に続く人がちょっとでも助かるように、ちゃんと記録に残しておこうかとは思っています。嫁が退院したころにでも。

PSUについては、アナクロですが願掛けのつもりで、嫁が帰ってくるまではやんない事にします。その分家事や絵を書こうかと思います。というわけで、まだわりとクタクタだけど絵を描くぜ。