_ ■ユグドラユニオンレビュー
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ユグドラ・ユニオン
ようやく終わったので、感想を書いてみよう。今買った時の日記を見てみたけど4/2の日記で購入報告があるので、それからほぼ毎日、通勤時間(往復1時間半ぐらい)がプレイ時間。つまりは、1カ月半×1時間半だから、少なく見積もっても50時間ぐらい掛かってますね。
■システム
いわゆるシミュレーションRPGですが、カードによって移動力や攻撃力が決定され、なおかつ特殊な攻撃が行えます。攻撃は各陣営1ターン一回のみ。この時点で隊列(ユニオン)を整える事が重要になってきます。
各ターン一回しか攻撃できないので、隊列を整えないと、参加できるユニットが少なくなってしまうんですね。ここらへんが、このゲームの斬新で頭を使う所です。
あと、戦闘中の特殊攻撃によってマップに影響を与えるカードの存在も面白い所です。例えば、水地形で冷気攻撃の特殊能力を使うと水が凍り、普段侵入不可能な移動可能になります。
HPは士気で、敵との戦いに敗れない限り一切下がりません。強いユニットで削り、レベル上げたい部隊でトドメなんていうセオリーは通じません。ユニット相性さえよければ、5部隊を1部隊でやっつけるという一騎当千も可能です。
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■ストーリ
滅亡した王家の忘れ形見、王女ユグドラと盗賊王ミラノが出会い、協力しあい仲間を増やしながら、王国を滅ぼした帝国皇帝に復讐をする過程で、様々な苦難、障害を乗り越えながら、戦いや仲間の死を見て成長していくお話です。
仲間が増えていく過程とかは、ちょっとどうなの?っていう所もあったのですが最後の方の展開は決して嫌いではありません。どっちかと言えば面白かったです。ちょっと冗長すぎる気はしますが。
■気になった所
シナリオの都合上でルールがぽんぽん変わるのが、すごくストレスたまりました。
例えば、増援。最初の時点でクリア条件が提示されるのですが、例えば
「敵を撃破せよ」だった場合、こっちの行動力を残した状態で敵を撃破した瞬間に、増援が現れ、
なおかつ増援部隊が先に動きます。死にそうなので、ユニオンから切り離して安全な所に置いておいたユニットが増援部隊に殺される事もしばしば。
ストーリー展開上殺されたくないNPCとか、あるターンに起こるイベントのためにザコが
士気1ポイント残してずっと生き残る(何度攻撃しても殺せない)とかもありました。
1ターン毎に
昼、夕暮れ、夜と天候?が変化すると最初にチュートリアルで説明されたんですが、面によってはずっと夜で、しかも
開始時に提示されない。そしてその面に昼しかつかえないカード選んでしまうって事もあったなあ。ここらへんはマジで勘弁して欲しかった。そんなにしてまでハンデつけないとダメなの?
あと、システムの所で地形に働きかけるカードの事書いたんだけど、イマイチ生かしきれてないんじゃないかと思います。もっと頭使えばいろんな選択肢があるような造りを期待してしまいます。
アイテムの取り外しがきかない(装備したらアイテム寿命終わるまで同じもの付けっぱなし…呪いのアイテムかよ!(笑))、
戦闘シーンで剣を振りかぶった瞬間に敵が倒れる(爽快感が薄れるんだよなあ)、
デモシーンが飛ばせないとか、細かい不満点は沢山あります。
■総括
ストーリー、キャラは魅力的でグラフィック、音楽とも品質が高い。システムも斬新だと思うけど、プレイヤーに対して理不尽な事が多く感じました。ここらへん解決して、プレイしやすい続編を望みます。いや本当好きなんだけどねえ。
_ ハルヒのCD二つはアマゾンで24時間以内発送を見た瞬間にショッピングカートの中に入ってました。ただいまヘビーローテーション中。ガンパレ小説は、最初の奴を除いて面白かったので白の章も買ってみた。ユグドラ終わったので電車で読書中。コレ終わったら次はゼノサーガかなあ…。